武器としての決断思考

こんばんは。お久しぶり。
読んだ本の感想をば。
今回読んだのは京都大学の特任准教授してはる瀧本哲史センセの本。

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)

この本をなんで読もうと思ったかというと、ツイッターにいてはる@gyaoooさんがきっかけですね。僕はいろいろこの方にお世話になってて、いろんな点で尊敬してるんですが、そのぎゃおおおさんと瀧本センセが仲良くしてて、今回の本もgyaoooさんがよくツイートしている「ねこぱんち」(ネット上にある議論の形をなしていない議論みたいなもの)が関連しているということで読んでみようと。

んで、こっからは、昨日の晩に、ツイッターで書いたことの焼き直しみたいになるんけども、読んだ感想としては、この本にであってよかったと思った。もうちょっと早く読みたかったなとも思った。まぁ書いたように、目当てはねこぱんち関連の部分やったんですが、この武器としての決断思考という本はいわば、ディベートの思考方法を使ってより良い結論を得ましょうって本なので、ねこぱんちに全部関連してるといえば関連してるんですね。ディベートは言わば、議論であり、それのしょぼいのがねこぱんちなんですから。で、この本は瀧本センセが、京大で講義してはる内容を新書用にわかりやすくまとめた本なので、講義形式になっていて、章立てが1時間目、2時間目みたいに何時間目という形で表されています。ねこぱんちに最も関連する項目は、五時間目でした。というか、ぎゃおおおさんがtogetter(ツイートをまとめるサイト)でよくまとめてはることをわかりやすく解説したような内容になってたので、「ああなるほどなぁ」と、ぎゃおおおさんのまとめを見ながらなんとなく思ってた事を再確認することができました。正直、ディベートの考え方ってのは、ある命題を是非の形にしてー、賛成反対にわかれてー、そのメリット、デメリットをあげてー、メリット、デメリットに関するさ3つの条件をクリアしてるかチェックしてー、それに反論を加えてってー、それが反論に耐えたかチェックしてー、そこでメリット、デメリットを比較してー、質と量と確率から考えて、最後は主観でどうするか決めましょう(たぶんこんだけやったと思う)っていう、すごくすごくめんどくさい考え方なんですよね。僕、めんどくさがりなので、なるべくしたくないと思うのですが、せっかく知ったのですから、使わない手はないと思うのです。だから、重要度の高いことは、この考え方でやってみようと思いまする。

えっと、ほんで、武器決を読みはった人はぎゃおさんのまとめ(http://togetter.com/id/gyaooo)とかブログ(http://gyaoooweb.blog137.fc2.com/)とか読んでみたら、ええと思うのよね。議論に関する理解が深まると思う。