編入学について

こんばんは.めちゃくちゃ久しぶりですね.
今日が2015年3月29日で,最後の更新が2012年7月29日ということは,約2年8ヶ月ぶりですかw
ものすっごいサボってましたね.まぁそんな高頻度で更新するつもりは当時もなかったとは思いますが,それにしてもねぇ.ひどいですね.ツイッターがね,ブログに取って代わっちゃったしね.まぁいろんなことがこの2年半あったんですよ,ほんとにね.バンドも忙しかったし,解散しちゃったけどwまぁプライベートでもいろいろあったしね.もうそれはもうね,アレでした.研究室も卒論もいろいろ大変でした.個々の事象を一つ一つ書きはしませんけど,今回はあるひとつについて書きます.


来年度,要するに2015年度からですね.京都大学教育学部編入することになりました.京都大学教育学部は一度大学を出た人しか編入学できません.まぁですから,大学のことが右も左もわかりませんという方がいく場所ではないので,あんまり書く必要はないかなと思うんですけど,少しでも後の人のお役に立てればという思いがこのブログを書く理由です.

まずは,自分がなぜ教育学部編入しようかと思ったかについて.この4年間,某大学の工学部に通ってまして,教員免許を取ろうと単位を取ってました.理系なので,大学院進学するつもりでした.が,しかし,研究室があんまり肌に合わず(研究そのものはそれなりに楽しかったときもあったものの)違うところに行きたいなぁと思いだしました.でも,かといって,工学部の内容の研究がそこまで興味があったわけではなく,他の研究室に行くのも,他大学の工学研究科行くのも違う気がしまして,興味のあった教育学系に行ったれと思いました.んー,京都大学を選んだ理由としては,どうせならええとこで勉強したいというのが大きいですね.昔は憧れもありましたし,京都に住みたかったですしw 大学院を受けようと思ってたんですけど,教育学の研究ってどんなことするか全然わかってなかったですし,何より院の問題見たら,受かる気がしねぇと思って三年次編入を選びましたw そんなこんなで三年次編入受けました.

で,対策について.編入希望の方は,早めに過去問を入手しましょうw過去問は教育学部の窓口で貸してもらえるので自分でコピーしましょう.僕は過去問を手に入れるのが時間がなさすぎてめちゃくちゃ遅かったので,全部を自分でやってみる余裕はこれっぽっちもありませんでしたw10年分以上の過去問が確かあったんですけど,たぶん2,3年分ぐらいしかしてませんでした.工学部の大学院入試も保険で受けていたので,それの勉強に時間を取られたのもありますけどねw ということで,過去問を取りに行く時間がなかったんで,その間,何をしてたかというと,教育学部志望者向けの小論文対策の本を読んでました.それが役に立ったかと言われたら,かなり微妙なところはありますね.何しろ,高校生向けに書かれてるので,内容が浅い.詳細編とか書かれてても,そんなこと知っとるちゅーねん!ってのがよくありました.
正直↑はある程度教育を勉強した人にはあんまりおすすめはしないです.

↑これは結構知らない法律関係のネタも含まれててかなり面白く読めました.ただ試験勉強に役立つかと言われたらそこまでって感じですかね.でも,あとあと役に立つと思いますので時間があったら読むといいと思います.

英語に関しては,あんまり勉強してませんwまぁ教育学部なので主に教育に関係することが出てますよね.あとは人文社会系.英語はそれなりに普段から勉強してたので,特別な対策はしてません.全訳問題ばっかりなので訳す練習しときましょう.ちゃんと意味通るような文章を書きましょう.構文というか構成がわかりにくい文が出ます.あとは,あんまり見慣れない単語も出ます.意味を類推できるようにしときましょう.まぁこの辺は,京都大学の前期入試問題みたいなもんですね.んー対策するなら,教育系のニュースを英字新聞で見とくとかでいいんじゃないですかね.ニューヨークタイムズ紙とかワシントンポスト紙とかあとは,フィナンシャルタイムズ紙とかあの辺り.英語の教育系の論文読むというのも手だとは思います.まぁ読む能力,それから読み取ったことを表現する能力をうまいこと鍛えてくださいw
なかなか一度大学出てから編入するとなると,他人に添削してもらうという機会は少ないでしょうが,できたら添削してもらいましょう.あるいは自分で時間をおいてじっくり訳したのと,時間を計ってやったのを比較するとかしたらいと思います.

小論的な問題(一般教育科目)について.試験後に気づいたんですが,これたぶん試験問題が教育学部の三つの系に対応してるんだろうなってことですね.京都大学教育学部には現代教育基礎学系,教育心理学系,相関教育システム論系の三つの系がありまして,だいたいどの年度もそれぞれ1番の問題,2番の問題,3番の問題に対応してると思うんですね.現代教育基礎学系ってところが,まさにザ・教育って感じのとこで教育学とか教育方法学とかをやるところです.んで,教育心理学系はまぁ読んで字のごとく心理学をやる系ですね.認知心理学とか臨床系にもつながってくる.それから相関教育システム論系ってのが,教育社会学とか比較教育政策学とか,社会学っぽい感じですね.まぁ僕もまだ内に入ってないのでそんな突っ込んだお話はできてないですけどw 僕はまぁ第一志望に教育心理学系を第二志望に現代教育基礎学系を選んだんですが,全然心理学系の勉強してなかったので,ほぼ二番の問題はかけてないんですよ.今年の問題は「心的イメージについて,具体的に三つの事象をあげて,それぞれについて心理学的に論じなさい」だったんですが,確か似たような問題が出てたんですが,全然できてなくて,一つぐらいしかかけませんでした.確か.それも心理学的に論じれたかというと疑問符がつくところです.1番の問題は教育に関する文章を読んで,それについて説明しなさいという問題でした.んー,確かネトウヨの人に関するイメージがあったけど,実際に触れ合ってそのイメージが変わったとかいう話を書きましたね.どんなこと書いとんねんって話ですけどねwまぁ受かりましたから,いいんです,きっとw
3番の問題は学校教育から職業への移行を不安定化する要因を少なくとも三つ取り上げて,それぞれ説明し,対策を論じなさいという問題でした.んー,これは,下の方の小論対策の本にも取り上げられてたように思います,たぶんw 学校教育は適応(先生の言う通りに)してればうまくやっていけるが,社会では自分で考えて行動する能力が必要とされる.それが鍛えられてないと不安定化するということは書いた気がします.学校教育と職業の距離が離れすぎてるっていうのも書いた気もしますね.学校で習ったことが社会のどこで生かされているのかということがはっきりしてないから,それをもっとはっきりさせるべきということも書いたような気もします.教育が後々の社会を作るし,社会が今の教育を作るからね.

二次試験は一次試験が受かった人のみで,面接ですね.1対3で20分ぐらいでした.まぁググったらどんなこと聞かれたか出てきますw 僕も参照しました.
http://www.cyuouzemi.co.jp/hennyu/taiken/mensetsu/past062.html
概ねここに書かれてることは聞かれました.なんか時間が余って気まずかった記憶がwww

まぁこんな感じです.だいぶ適当ですね.あとは編入の説明会もあるみたいなので,それに行くといいと思います.僕はいけませんでしけど,たぶん僕が書いてるようなこともひょっとしたら説明しはってるのかもしれませんし,編入を考えてる人は是非行っておくべきだと思います.

では,そろそろ疲れたのでおわりますw
おしまい.